kudat Borneo Rungus Sabah Malaysia クダット ボルネオ ルングス サバ マレーシア

Hirodibangauのブログ

ボルネオの少数民族ルングス族を応援する会

ボルネオ島の最北端、サバ州クダット郡には、およそ3万人のルングス族が暮らす自然豊かな農村地帯です。彼らは、高床式のロングハウスを中心に集落を形成し農業を主要な生活手段として、伝統的な暮らしを営んでいましたが、経済の発展に伴い、彼らの伝統的な生活習慣や文化は徐々に失われつつあります。

ボルネオの少数民族ルングス族を応援する会

ボルネオ島の最北端、サバ州クダット郡には、およそ1万人のルングス族が暮らす自然豊かな農村地帯です。彼らは、高床式のロングハウスを中心に集落を形成し農業を主要な生活手段として、伝統的な暮らしを営んでいましたが、経済の発展に伴い、彼らの伝統的な生活習慣や文化は徐々に失われつつあります。

私たちは、彼らの伝統文化が消滅して忘れ去られることのないよう、かつてのルングスの伝統的な生活様式や文化を収めた貴重な写真や伝承を収集し、彼らの文化を後世に記録することを主な活動としています。

ホストファミリーのこと

私のホストファミリーを紹介します。 私が最もお世話になっている家族のお母さんとお父さんの目線で紹介した いと思います。 バンガオ村でヤシや水田稲作を営んできたお父さんとお母さんの間 には女の子ばかり5人の娘がいました。 それぞれがすくすくと成長し全員が結婚して既に独立しましたが、 なんと全員が両親から遠く離れずに生活しています。
お母さんとお父さんは今も昔もキリスト教徒です。
長女はイスラム教徒のルングスと結婚し、 イスラムに改宗しました。
次女はルングスの小学校教師と結婚して、 同じ村の中の教会の近くに一軒家を建てて暮らしています。 この夫婦はクリスチャンですね。
三女はイスラム教徒のフィリピン人と結婚し、 イスラムに改宗して両親の家の隣に家を建てて暮らしています。

四女はキリスト教徒のルングスと結婚し、 この夫婦も両親の家の隣に家を建てて暮らしています。
五女は中国人と結婚し、両親と同居しています。
最後に、私はこの家族からは、 5人姉妹の長男の扱いを受けているので、 この多様な人種構成に日本人が加わっていることになります。

整理すると、両親と子供達の宗教はキリスト教イスラム教、 仏教となり、人種はルングス族、フィリピン人、中国人、日本人、 こうなると全員の共通言語はルングス語ではなくマレーシア語にな ります。書き忘れましたが、 もう一人お祖母ちゃんが両親と同居していて、 彼女は幼少期にマレーシア語の教育を受けていないのでマレーシア 語が達者ではありません。
家族間の会話がマレーシア語に置き換わりつつあるので、 これだけでもルングスの文化を継承することが容易でないことがご 理解いただけると思います。

f:id:Hirodibangau:20210321123942j:image

 

 

ブログ再開!

2021年3月14日、東京で桜の開花が発表され、 なんとなく気持ちが前向きになってきました。 コロナ禍もワクチンの接種開始でやっと終息への希望が見えてきたようなので、 今年の年末にはサバへ里帰りできることを仮の目標として、 長く休眠していたブログを再開しようと思います。
サバ州の感染状況は一時期の感染爆発の頃と比較すると、現在は随分と落ち着いてきたようです。 2021年3月15日の発表ではサバ州の一日あたりの新規感染者数は39人でした。中国の旧正月の頃は400人近い感染者があったと記憶しているので、10分の1にまで減少したことになります。 マレーシアにおけるコロナウイルスのワクチン接種も、日本とほぼ時期を同じくして2021年2月24日からフロントラ イナー(医療従事者)に対し始まっています。

Bavanggazo村のロングハウス

クダット半島の真ん中あたりにあるババンガゾ村に観光用のロングハウスがあります。かつては村々に長短様々なロングハウスが建っていましたが、時代の流れとともに今ではすっかり姿を消してしまいました。かつて、ババンガゾ村の隣村テナンゴール村には長さが100mもあるロングハウスが何と3棟もありました。しっかり調べた訳ではないけれど、クダット地区で昔ながらのロングハウスが残っているとは聞いた事がないので、このババンガゾのロングハウスは貴重な存在です。詳しく紹介しているサイトもあるので、興味のある方はそちらにどうぞ。

f:id:Hirodibangau:20200327215917j:image
f:id:Hirodibangau:20200327215923j:image


号外 ボルネオの秀峰キナバル

f:id:Hirodibangau:20200121064656j:plain サバのシンボル、キナバル山。威厳がありデカくてカッコいいと思うのは私だけではない筈。いつも雲を従え、雲の中に隠れています。

サバ州のどこからでも見えますが、個人的には北側から眺めるキナバルが一番美しいと思ってます!特に州都コタキナバルとクダット の中間地点コタブルドゥに広がる水田地帯は絶好の撮影スポットで、道端でシャッターチャンスを待っているカメラマンを見かけます。手前に伝統的な田植え風景、バックにキナバルを配する構図は旅行パンフレットでもよく見かけます。富士山よりも一回り大きくて高いキナバル山。どちらも信仰の山です。

残念ながら、コタブルドゥで撮影したキナバルの写真がなく、やむなくコタキナバル国際空港の出発ロビーから撮影したキナバルの雄姿をアップしました。コタキナバル国際空港はコバルトブルーの綺麗な海に面しており、どうしても海側の景色に心を奪われますが、反対側の駐車場側から、運が良ければこんなに綺麗なキナバルの雄姿が見れるんです。

ルングスのロングハウス

f:id:Hirodibangau:20200309125743j:plain

1980年代に撮影されたルングスのロングハウス。正面右手奥のロングハウスだと10世帯余りの家族が暮らしていたと思います。今は多分壊れて無くなっていると思います。

f:id:Hirodibangau:20200309125915j:plain

ロングハウスの中にはなんとお猿さんが飼われていました。

ルングスの暮らす場所 クランブ島?

f:id:Hirodibangau:20200118165301j:plain

満潮時には島ですが、干潮時には陸続きになるクランブ島、遠浅で綺麗な砂浜が広がります。近くにはコテージもあり、ローカルサバハン(サバ人)の憩いの場です。できることなら、もう少しだけゴミを持ち帰る習慣が根付くといいんだけどなあ。 タイトルはルングスの暮らす場所クランブ島と書きましたが、島そものものは原生林の生い茂る無人島です。因みに、この後もの凄いスコールが待っていました。

ルングスの暮らす街 クダット

f:id:Hirodibangau:20200118104009j:plain

ボルネオ最北の街クダット。マルドゥ湾に面した綺麗な港町です。人口は10万人弱と言われてます。

町の中心にある旧市街には昔からあるスーパー、雑貨屋、衣料品屋さんなど華僑の経営するお店が並んでいて、最果ての地?に似合わず生活必需品は何でも揃います。すぐ隣には野菜や果物、日用雑貨を扱う公共市場、更にその奥に魚市場があり、このエリアは活気に溢れ毎日賑わっています。

市内に隣接してゴルフコースがあり、郊外には大きめのスーパーや観光客向けのホテルやコテージもあります。

ルングスの暮らす村 LonggomKecil村

f:id:Hirodibangau:20200227233020j:plain

クダット半島の西側、キミハン川の河口近くにあるLonggom Kecil 村は文字通り小さくて可愛らしいのどかなルングスの村です。対岸のKimihan村との間にはマングローブの生い茂る中、吊り橋を渡って行き来することができます。f:id:Hirodibangau:20200315085059j:plain 橋の上からは海辺の小魚やカニなどの生物を見つけることができます。