クダットの町とゴルフクラブ
旧市街を再開発せず、近くに新しい街を作り、旧市街が世界遺産に登録されている街を世界中でみかけますよね。
クダットの町も大きく旧市街(クダイラマ)、新市街(クダイバルー)、郊外に大別できます。新市街は30年も前から開発が始まっていたので、もはや新しくもないのだけれど、今でもこう呼び習わされています。
ここには伝統あるゴルフコースがあります。このゴルフクラブはサバで最も古い由緒あるコースで、設立はなんと1906年だそうです。
ボルネオ島の開発は南洋材を伐採して日本へ輸出することで本格化した訳だから、その開発は最北端のクダットから始まったんですね。このゴルフコースはボルネオ島の開発が始まった当時のなごりと言っていいかもしれません。